びったり BITTA-RI
意味
人・物などが離れずに隙間なくくっつく(つきまとう)様子。
物の場合は、濡れたものがまとわりつく時などに用いる。不快な感じを伴うことが多い。
例文
・F1で日本選手がフランス選手の後ろをびったりと走行している。
独断的見解
語感は粘着質なものを感じる。
離れたいのにもかかわらず、追跡、まとわりつくという点で不快である。
東京オリンピックで、スケボーの解説者が「びったびた」と表現をしたことが話題に。
スケボーの板がコースの仕掛けと密着していているような素晴らしい演技だという表現である。
「ぺったぺた」「ぴったぴた」というよりも
コースと板との深い部分でのつながりを現す、的確な描写と思える。