147 ぽっくり POKKU-RI ⭐️⭐️

ぽっくり POKKU-RI

辞書的な意味

① ものがもろくあっけなく折れるさま。元気だった人が突然死ぬさま。

② 馬がゆっくり歩くときの足音。

例文

① 昨日まで元気だった人が、ぽっくり死んだ。

② 子ども時代は、缶ぽっくりという馬の足音のような音のするおもちゃで遊んだ。

独断的見解

折れる意味では「ぽっきり」「ぼっきり」などを使う。

元気なお年寄りが苦しみなく、ある日突然死ぬ。

ぽっくりは「死ぬ」と強い結びつきがある。

が、ぽっくり死んだ人を目撃した者はいない。

若い人は、突然死んでもぽっくり死んだとは言わない気がする。

おそらく30代以上の限定表現。

その意味では折れても仕方なし、と思われるほど「もろさ」を醸す年齢である必要がありそう。

「俺の理想の死に方は、ぽっくり死ぬことだよ」はみんなの目標。

関連表現