ぽっくり POKKU-RI
辞書的な意味
① ものがもろくあっけなく折れるさま。元気だった人が突然死ぬさま。
② 馬がゆっくり歩くときの足音。
例文
① 昨日まで元気だった人が、ぽっくり死んだ。
② 子ども時代は、缶ぽっくりという馬の足音のような音のするおもちゃで遊んだ。
独断的見解
折れる意味では「ぽっきり」「ぼっきり」などを使う。
元気なお年寄りが苦しみなく、ある日突然死ぬ。
ぽっくりは「死ぬ」と強い結びつきがある。
が、ぽっくり死んだ人を目撃した者はいない。
若い人は、突然死んでもぽっくり死んだとは言わない気がする。
おそらく30代以上の限定表現。
その意味では折れても仕方なし、と思われるほど「もろさ」を醸す年齢である必要がありそう。
「俺の理想の死に方は、ぽっくり死ぬことだよ」はみんなの目標。