きっかり KIKKA-RI
意味
数量・時刻などが厳密に合っていて、端数のないさま。
例文
・離婚調停は10時きっかりにスタートした。
・会計はいくらだった?きっかり1万円です。
独断的見解
きっちりやぴったりと、きっかりの違いはとても難しい。
・きっちり10時にスタートした。
(当初から10時スタートが予定されていたので、予定通り10時にスタートした)
・きっちり1万円でした。
(1円の割引もなく、定価通りの1万円の支払いでした)
→厳格、厳密な義務の履行のイメージ。
・10時ぴったりにスタートした。
(時計の針が、10時00分00秒の瞬間にスタートした)
・ぴったり1万円でした。
(用意していた1万円の予算と、会計が一致した。割引サービスもあったかもしれない)
→何かと何かが「重なる」「一致する」イメージ。
・10時きっかりにスタートした。
(9時59分でも10時1分でもなく、10時ちょうどのスタートだった)
・きっかり1万円でした。
(9,999円でもなく、10,001円でもなく、10,000円でお釣りはないよ)
→端数がないという客観的事実に着目しているイメージ。
類似表現