ぽっかり POKKA-RI ⭐️⭐️⭐️
意味
① 空中・水面・心などに急に現れたり、軽く浮かんでいるさま
② 口を開けたような、大きな穴・空洞があるさま。心理的な比喩にも使う。
例文
① ぽっかりと空に雲/月が浮かんでいる。
② 妻が死んで、心にぽっかりと穴が空(あ)いてしまって、何もやる気が起きない。
独断的見解
個人的には②のように「ぽっかり」は「穴が空(あ)く」で一番使う。
「ぽっかりと月が空に浮かんでいますよ」などと言われたら、詩的でセンチメンタルな印象。
穴または雲、月などから連想されるように
角のない円い状態のものに着目している。
ぽっかりには他に、「心地よいあたたかさ(ポカポカ)」の意味もある。
これもどこか、放射状の温かい空気の玉がイメージされるのではないか。
関連表現