むっつり MUTTSU-RI
意味
① 寡黙で自分の考えや気持ちを言わず、無愛想な表情であるさま。
② 色事について寡黙であるのに、実際は好色な人。
例文
① 何が気に入らないのか、妻はむっつりとしたまま無視をしてくる。
② あの人はむっつり(スケベ)だ。
独断的見解
むっつりは、一番には「むっつり助兵衛(助平・スケベ)」のように
みんなの前では色事・下ネタ・性的な話題について興味がないように振る舞っていながら
本当は好きであること。
コンプラ重視の社会人生活において、性欲あるものは全員むっつりスケベにならざるを得ない。
好色であることは変えがたい事実であるため
単に「あの人はむっつりだ」「あなたはむっつりですね」は隠れ好色を意味するが
愛想がなく口数が少ない状態は、不機嫌に変化したことを指すので
「むっつりとしている(前はしていなかった)」は、好色を意味しない。
夫婦間における配偶者のむっつりは
「私が不機嫌になっていることの理由は、言わなくても当然わかるでしょ??」
という意思表示も兼ねており、たいていは些細なことが原因であると思われるものの
些細であるが故に、不機嫌の原因がまったく分からない、という不幸がある。
類似表現
むっすり
ぶっすり