162 むっつり MUTTSU-RI ⭐️⭐️

むっつり MUTTSU-RI

意味

① 寡黙で自分の考えや気持ちを言わず、無愛想な表情であるさま。

② 色事について寡黙であるのに、実際は好色な人。

例文

① 何が気に入らないのか、妻はむっつりとしたまま無視をしてくる。

② あの人はむっつり(スケベ)だ。

独断的見解

むっつりは、一番には「むっつり助兵衛(助平・スケベ)」のように

みんなの前では色事・下ネタ・性的な話題について興味がないように振る舞っていながら

本当は好きであること。

コンプラ重視の社会人生活において、性欲あるものは全員むっつりスケベにならざるを得ない。

好色であることは変えがたい事実であるため

単に「あの人はむっつりだ」「あなたはむっつりですね」は隠れ好色を意味するが

愛想がなく口数が少ない状態は、不機嫌に変化したことを指すので

「むっつりとしている(前はしていなかった)」は、好色を意味しない。

夫婦間における配偶者のむっつりは

「私が不機嫌になっていることの理由は、言わなくても当然わかるでしょ??」

という意思表示も兼ねており、たいていは些細なことが原因であると思われるものの

些細であるが故に、不機嫌の原因がまったく分からない、という不幸がある。

類似表現

むっすり

ぶっすり