がっぽり GAPPO-RI
意味
一時に手に入れたり取られたりする金額が非常に大きいさま。
例文
・マスクの転売でがっぽり儲ける。
・いくら稼いでも、どうせ税金でがっぽり取られるだけさ。
独断的見解
がっぽりはお金と強く結びつく表現で、「稼ぐ」イメージが強い。
失う・取られるのは税金くらいのものだが、一般人はがっぽり税金を取られるほどの稼ぎがない。
税金に取られる場合も「ごっそり」「がっつり」取られると表現できるため
やはりがっぽりは「稼ぐ」「儲ける」である。
ギャンブルや宝くじで6億円を手にしても、がっぽりとは言わない。
不正な稼ぎを指す表現ではないものの、稼ぎかたや稼いでいる人物に対して尊敬の念はあまりなく
むしろ、やや、懐疑的な眼差しがある。
昔から連綿と続く本業からではなく、
新規事業またはイレギュラーな稼ぎかたのイメージがある。
そのため「俺はがっぽり稼いでいる」と自称する人はいない。
イーロンマスクはがっぽり稼いでいる とは言わない。
「宗教法人が税制の優遇をうけながらがっぽり稼いでいる」はあるかも。
要するに
がっぽりは、彼らが得ている大金が、
お金を得るまでのプロセスや地位に見合っていない気がするときに
「分不相応」なものとして表現されたもの。とこっそり断定しておきます。