ちゃっかり CHAKKA-RI
意味
抜け目なく振る舞い、要領がよく、自分だけがいいところをものに(得をして)ずうずうしいさま。
例文
・娘は「おなかがいっぱい」と言ってサラダは残したのに、
デザートのアイスクリームをちゃっかり食べている。
・1円も払っていないのに、ちゃっかり車に同乗している。
独断的見解
複数の辞書で
「抜け目がない、要領がいいが、どこか憎めない」との解説あり。
しかし、ちゃっかりした人間を心底憎むこともあり得るのではないか。
「抜け目がない」「要領がよい」の説明も難しいところであるが
要するに
「そもそも恩恵に与かる資格(権利)の有無について
大いに疑義があるにもかかわらず、恩恵を受けている」
という意味での「なぜお前が?」という視線がある。全然、憎めるのである。